スペインの非営利活動居住ビザとは?
スペインの非営利居住ビザ（以後、非営利ビザ）は、スペインで仕事をせずに滞在したい個人やご家族のために設けられたビザです。現地での就労はできませんが、十分な経済的基盤があることを証明するだけで、スペインでの豊かな暮らしを始めることができます。地中海の温暖な気候、美しい街並み、充実した教育環境など、スペインが持つ魅力を存分に味わいながら、安心して長期滞在が可能です。
スペインの非営利ビザはこんな方におすすめ
以下のような方々が、スペインの非営利ビザの対象となります。
- スペインでの引退生活を考えている方（リタイアメント移住）
- 生活コストを抑えて家族でスペインに移住したい方
- 就業せずにギャップイヤーを取る予定の方
- 学生ビザが取れないが、無報酬のインターンやボランティア活動を行いたい方
- ゴールデンビザの条件を満たさないが、不動産投資や生活拠点としてスペインを選びたい方
- 1年後にスペインで就職または自営業として活動を始めたい方（ビザ変更を前提に滞在）
スペイン非営利ビザの
主なメリット
ご家族も一緒に
申請者は、配偶者や未成年のお子様と一緒にスペインでの新生活を始めることができます。ご家族そろって、スペインの豊かな文化を体験しましょう。
将来も安心の長期ビザ
このビザはまず1年間有効で、その後2年間ずつ2回更新が可能。最終的に長期居住権の取得につながり、ご家族の将来もスペインでしっかりと支えます。
シェンゲン圏内への
アクセス
ヨーロッパ26か国を自由に行き来できる特典付き。多彩な風景と文化に触れる、新たな冒険があなたを待っています。
かんたん申請＆
更新手続き
スペインの非営利ビザは、申請や更新の手続きがシンプル。他の滞在ビザに比べて、ずっとスムーズに進められるのが特長です。
就労ビザへの
切り替えも可能
わずか1年後には、就労ビザへの切り替え申請が可能に。スペインでのキャリアチャンスがさらに広がります。
投資やインターンの
チャンスも
非営利ビザがあれば、スペイン国内での不動産購入や企業への投資が可能です。また、無給のインターンシップやボランティア活動を希望する方にも最適。学生ビザの対象外となる場合の代替手段としても活用されています。
スペインでの非営利ビザの更新
今お持ちの非営利ビザをスムーズに更新して、スペインでの暮らしをそのまま継続しませんか？
就労義務やスペイン国内での収入要件がないこのビザは、リタイア後や長期滞在を望む方に最適です。
もっと長く滞在、ストレスは最小限に 。 非営利ビザ更新は最初から最後まで私たちにお任せください。
更新のタイミング
現在の許可証の有効期限が切れる60日前から申請可能。有効期限後90日以内までは提出できますが、法的トラブルを避けるためにも、早めの申請をおすすめします。
ビザ更新に必要な条件
更新をスムーズに行うためには、以下の条件を引き続き満たしていることを証明する必要があります：・申請者本人および扶養家族を養える十分な経済的資力
・スペイン国内で有効な民間医療保険への加入
・スペインでの継続的な居住実態の証明
（例：光熱費の請求書、賃貸契約書など）
・無犯罪証明書（スペインおよび母国）
更新後は？
初回の更新により、スペインでの滞在許可はさらに2年間延長されます。
その後、さらに2年間の延長申請を行うことも可能で、合計5年間継続して滞在することで、最終的には長期滞在許可（永住権）を申請することができます。
Innolegalsのサポート内容
- 現在のお客様状況の整理と申請スケジュールの確認
- 必要書類の準備、翻訳対応
- スペイン国内からオンラインで申請（出国の必要なし）
- 手続きの進捗を確認し、関係当局との連絡
- お客様への各ステップでの進捗状況のご報告
よくあるご質問
スペインで非営利ビザを取得するために必要な資金は何ですか?
申請者がおひとりの場合、通常はスペインのIPREM（公共所得指標）の400％に相当する金額が必要です（2024年の場合は約28,800ユーロ）。
家族を同伴する場合は、1人につきIPREMの100％（約7,200ユーロ）が追加で必要になります。ただし、この必要金額は申請場所や申請者の国籍によって異なる場合があります。申請前に該当するスペイン大使館または領事館の最新情報をご確認ください。詳細をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。
資金はスペインの銀行口座に入金しておく必要がありますか？
いいえ。いいえ。多くの場合、申請者本人名義の母国の銀行口座に資金があれば問題ありません。
ただし、申請場所や国籍によって要件が異なる場合があります。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
非営利ビザで家族をスペインに同伴させることはできますか？
通常、申請者は配偶者と未成年の子供を同伴させることが可能ですが、申請者全員の生活を支える十分な資金と家族関係を証明する書類が必要になります。また、両親などのその他の親族については、より複雑な書類や追加の条件が求められる場合があります。詳細をご希望の場合は、お問い合わせください。
スペインの非営利ビザはいつから申請できますか?
申請は旅行予定日から 3 か月以内に提出する必要があります。
スペインの非営利ビザの取得にはどれくらい時間がかかりますか?
申請手続きには平均約3か月かかります。ただし、申請期間は各領事館、個々の状況、申請時期によって異なるため、保証できかねます。
スペインの非営利ビザ申請が却下された場合、Innolegals からサポートしてもらえますか?
もちろん可能です。当事務所の移民弁護士が、異議申し立て、再申請、その他の法的手続きをサポートいたします。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
スペインの非営利ビザ更新にはどのような手続きが必要ですか?
非営利ビザでスペインに1年間滞在した後、申請者はカードの有効期限の60日前から90日後までの期限内に更新を申請する必要があります。更新要件は最初の申請と同様ですが、2年間の更新には必要な経済証明額が2倍になります。
スペインの非営利ビザで滞在した際、スペインで税金を支払う必要がありますか?
はい。年間183日以上スペインに居住すると、納税義務のある居住者とみなされ、世界中で得た所得に対して所得税を支払う義務が生じます。当社の専門家が、当社の専門スタッフが、こうした納税義務や適用可能な免税制度について丁寧にご案内いたします。ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。